9月22日(日)つつじヶ丘児童館ホールで開催された劇団真怪魚主催による2019年特別イベント
『短編劇 オレオレ詐欺師を罠にかけろ大作戦!』&『新・銀河鉃道に乗ったサギ☆スクリーン上映☆』
は予想を上回って当日券を求める人も三々五々来場したため、補助席を追加するなど会場は満席となりました。
最初に短編劇『オレオレ詐欺師を罠にかけろ大作戦!』の上演となり、幕が上がると『赤井ちあき』演じる宇宙人ナビゲーターが物語のことわりを語りました。
初の一人芝居となった赤井にとって演技の幅を広げる良い機会となりました。
続いて、新鋭『竜宮いか』(マーロ)と初舞台となる新人『藤坂みのる』(ナッツ)が演じる銀河鉃道の職員たち(彼女たちも宇宙人)のやり取りが続いたその後に、銀河鉃道の会議のシーンへと移っていきます。
ここで、客席後方から現れたのは、銀河鉃道中央管理局の局長を演じる真怪魚座長の真崎明で、これまた奇抜な格好をした宇宙人です。
会議のテーマは、地球星の日本国、東京は調布に住む妖怪たちから要望書が届いた「調布に銀河鉃道の停車駅を作ってほしい」という案件でした。
しかし、日頃クレーム担当をしているナッツは、地球星に対するクレームが毎日殺到しており、しかも人間たちによって地球は今、滅びようとしていると主張し大反対したために状況が一変します。
調布に銀河鉃道の停車駅を作ることに賛同しているマーロと反対のナッツは激しくぶつかってしまい、局長も困惑します。
そこへ助っ人 鳥捕り婆さんが現われますが、演じるのはベテラン女優『ねこまたぐりん』です。
『人間にチャンスを与えてみてはどうか』
鳥捕り婆さんの提案に、銀河鉃道の職員たちも満場一致となり地球星に向けた最後のチャンス“オレオレ詐欺師たちを罠にかける”という作戦へと展開していきます。
この作戦が、映像作品『新・銀河鉃道に乗ったサギ』に繋がってゆくのです。
さて、今回は、劇団真怪魚初の舞台となる藤坂みのる(本年度研究生)が、緊迫感のある堂々たる演技で見事に宇宙人ナッツを演じデビューを果たしました。
研究生二年目の竜宮いかは、関西弁混じりの姐御肌宇宙人マーロを、前作のよだか役とは全く違うキャラで、さらに一人芝居をも演じ、来場者から高評価を得ました。
二人の今後の活躍に熱い視線が注がれることでしょう。
☆
スクリーン上映は、本年5月5日に開催された「新・銀サギ」を映像化した作品ですが、プロフェッショナル映像スタッフにより、撮影・編集され、CGも駆使していますから、まるでSF映画のような冒頭の銀河シーンから、エンディングのホワイトホールシーンまで誰一人として席を立つこともなくスクリーンに釘付けにしました。
大多数の観客がアンケートを記入、半分以上が最高に面白かった(残りの殆どが良かった)に○を囲んで詳細な感想を書いて頂きました。
初のスクリーン上映でしたが、映像は、アップにより役者の表情が良くわかり場面転換もリズミカルに進むので舞台より一層良かったという感想もありました。
また、今回は裏方に回った仁役の河辺林太郎の舞台出演がなかったことを残念がるファンもおり、次回作への期待が寄せられました。
総じて5月の公演に引き続き、本イベントは大成功で幕を閉じることができました。
劇団真怪魚は、更なる進化発展した舞台公演や映画制作に取り組んで参りますので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
特記)
さて今回、初の地元の調布J:COMテレビによる取材を受けました。調布デイリーニュースにてご覧いただけます。
充分な打ち合わせ時間が無い中での取材となりましたので、劇団の主旨と少々異なる解説の部分もありましたが、結構な時間枠を取ってスクリーン上映シーンや舞台劇(出演者全員の演技をアップするなど工夫を凝らして編集されていた)などがハイライトで放送されました。
J:COM様には心より感謝申し上げます。
尚、以下でアプリを無料で手に入れてJ:COMの調布コーナー(調布・世田谷)に入って頂きますと簡単にデイリーニュースがご覧いただけます。(9月30日まで放送)
※「J:COM調布で最近放送した番組」というリストをクリックして9月25日デイリーニュースに移動してください。4'15"から始まります。
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(iPhone対応)
App名: ど・ろーかる
デベロッパ: Jupiter Telecommunications Co., Ltd.
〜劇団真怪魚 広報部〜
【CAST】
★短編劇
藤坂みのる 竜ノ宮いか ねこまたぐりん 真崎明
★映像
河辺林太郎 赤井ちあき 星ワタル 竜宮いか ねこまたぐりん 真崎明
【STAFF】作・演出/真崎明 演出補/火星ねこ イラスト/ 髙野莉佳
音楽/那音弥 カメラ・編集/西庄久雄 スチール/真崎貴夫
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